JointMotion

神戸市新長田にあるリハビリ・看護ステーション「PLAST」の自社商品、「JointMotion」の商品開発とデザインを担当しました。

リハビリは通常1日1時間程度行われ、身体の調整・不調部位の改善・トレーニング・運動動作指導などを目的として実施されます。
しかし、リハビリ以外の時間は運動機会も少なく、昨日の状態から変化があまり見られないケースも少なくありません。そのような事例を目の当たりにし、自主的なリハビリをサポートする器具の必要性を感じるようになりました。
リハビリにおいて重要なポイントとなる関節運動(Joint Motion)に焦点を当て、関節を意識的に動かすことをサポートする器具を開発しました。

JointMotion(STANDARD)は背骨を意識できる構造になっています。
背骨は2 5 個( 頚椎7 個、胸椎1 2 個、腰椎5個、仙骨1個)の骨で形成されていますが、1つ1つを動かす意識が人にはありません。
そこで、背中に添わせると背骨がフィットするV 字の溝をもった運動補助ツールを作りました。形状を安定した角柱にすることで、余計な動きに邪魔されず、背骨をしっかりと意識することが可能になります。

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